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メディシノバの株価分析へのコメント

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下記のページに対するコメントです
2011-12-05 23:08:06
<久々の松田和子氏のブログ>

また臨床開発の方でも、MN-221-CL-007治験(現在進行中の救急部での喘息急性発作を対象にした治験のことです)の患者登録、MN-166での新しい適応症候補になる“薬剤誘発生頭痛”(鎮痛剤などの過剰投与に起因する頭痛)を対象とするオーストラリアの神経ドクターとの共同治験準備、MN-221でのCOPD (慢性閉塞性肺疾患:通称タバコ病)を対象として新たな治験の準備も順調に進んでいます。

次回のCOPDでの治験は、いくつかのハイライトがあります。長い喫煙歴が特徴であるCOPDの患者さんは他にも慢性疾患を患っていることが多く、その多くは長い喫煙歴と強く関係がある高血圧とか心不全、他にも年配者に良くみられる糖尿病や高脂血症といった病気です。従って、このような他の慢性疾患(注:但し、服薬にてきちんとコントロールされている)があり他にもいくつかお薬を服用している方達を対象にし、そのような患者さんにMN-221を投与した場合の安全性忍容性を確認する事がハイライトの一つ目です。次の特徴としては、投薬回数が1度きりではなく、1日2回の投薬を数日間行います。これはそもそもCOPDの急性増悪の場合には喘息急性増悪発作に比べ、入院治療となるケースが多く、その治療日数も喘息の場合に比べて平均して数日は長いというデータに基づいています。臨床現場のドクターにリサーチした所、COPD患者さんの場合はMN-221を1日2回、数日間使うというシナリオが一番考えられる、、という事でした。

今までの喘息とCOPDを対象にしたフェーズ1,2治験の安全性データ、PK/PDデータに基づいてプロトコールを立案し、9月初旬にFDA宛て提出しました。通常、プロトコール内容に懸念や質問がある場合、プロトコール受け取り後30日以内にFDAから連絡が入るのですが、無事30日をクリア。既に治験サイトの選定も、治験責任医師の選定も完了しています。現在は、CRO(治験委託会社)やベンダー(心電図モニター器具やデータ解析をお願いする会社、肺機能試験用の器具やデータ解析する会社など治験に関わるその他の業者さん)と最終的な打ち合わせを行っている所です。

益々、和子ちゃんのファンになりそう!?
ホントに貴方はいい人だ!
(実は、私もヘビースモーカーで高血圧症、高脂血症、そして糖尿病なのです)
これ、、、、解る人には、解るお話
 
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