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メディシノバの株価分析へのコメント

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下記のページに対するコメントです
2011-07-26 11:51:22
通常は、導出資金が次の開発費用へと運用され、増資の必要性はないのですが、MNー166の多発性硬化症の特許有効年数等の問題からか、導出交渉が進まず、MN−221の導出計画(アメリカ国内は独自開発の予定)に切り替えた。

そこで、オックスフォード・ファイナンスコーポレーション(住友商事の子会社で全世界のライフ・サイエンス企業に融資/投資を行っている会社)との間で昨年1500万米ドルの融資契約(2010.5.11~2011.08.01)を締結した。

しかしながら、契約内容は、2011年03月31日迄にMN-221のフェーズ2bを成功させ、他社とのJV又はパートナーシップを締結し1500万ドルの現金収入を得る事となっている。
従って、実現出来なかった事により、即座に融資の元利金合計額を返済しなければならなくなった。

又、旧アビジェン株主に対する転換可能有価証券(83%
、17%は現金支払)の償還日(2011.06.18)迄に転換価格6.8ドルが達成できなかったため現金精算(約25億円)となった。

このOX社への1500万ドル(約12億円)と旧アビジェン株主への合併対価(約25億円)で一気に資金繰りが苦しくなり増資をせざるを得なかった。但し、ZMCとの合弁会社設立の基本合意の発表が3月にあったからこの増資も可能となったのだろうと推測される。
しかし、ワラント(3.56ドル)分280万株と1500万ドル(3~3.56ドルの間か?)の増資は、まだ株価低迷で未達成である。

ストックオプションは別として、今後の増資は、MN-221のフェーズ2成功又は、AV−411の朗報が無ければ実施は困難と考えます。
仮に、年内のMN-221の導出が決まっても来年以降のAV−411の開発資金(独自開発)が必要となり、予定では、MN-029の開発も早く着手したかった筈です。

何れにしても、現在のメディシノバ社は、死の谷を抜けるのに必死な状況で、MN-221のフェーズ2b(CL-007)を成功させられるかどうかに掛ってると思われます。
取り敢えず、導出&治験遂行の後れから来る危機をZMCとの合弁話で救われて、増資が一部可能となっているのが、実情で、現在の株価もある意味妥当と言わざるを得ません。

MN-221とAV−411の期待価値の大きさは、一般の薬とは、比較にならない程大きいと考えますが、当面MN-221のフェーズ2b(CL-007)の成功が大きなカギを握っていると考えます。現在は死の谷ですが、221のフェーズ2b(CL-007)が成功した暁には、株価は右肩上がりで急上昇するでしょう。

だからこそ、松田和子氏のブログが、重要となるのです。(彼女の明るさと信用が無ければ、株価は今の半分位では?) 信じる者は、救われる???
 
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