ようこそゲストさん ログイン
 

メディシノバの株価分析へのコメント

お気に入りに追加
下記のページに対するコメントです
2011-05-12 14:05:41
導出交渉が終盤に差し掛かり、次々と繰り出される増資案件これをどう考えるか?

何れにせよ、この時期の新株発行は既存株主にとっては、悪材料であり、開発資金の調達が今後の命運を握っているのは明らかである。
しかしながら、MN-166&221の期待価値は、導出時期の遅れにも関わらず、増大しているのではないだろうか? 
MN−166では、多発性硬化症の用法特許の有効期限の問題等から価値評価が思惑と違ったとは言え、もっとも有望な神経科学プロジェクトのTOP10に指定され「聖杯」とまで絶賛された薬であり、また薬物依存に関しては、アメリカ国立衛生研究所とコロンビア大学の共同研究となった。更に強みは既存薬や開発中の他の薬と競合せず、作用メカニズムの違いや副作用の問題が無い事から補助薬として処方(活用)される可能性が高く相当有望と考えられる。

MN−221は、今後急成長が期待される中国で有力中国製薬会社(浙江医薬)との合弁会社を設立予定(現在は契約迄)で浙江医薬は中国政府の支援を受けて新薬を開発する有力な製薬会社である事が上げられる。
そしてCOPD等による喘息治療薬として世界的に期待市場がMN−166同様大きいと考えられる。従って、目先の開発資金調達だけなら増資をせずとも導出先に困らない筈である。

しかしながら、冷静に考えて、メディシノバの導出交渉が予定通り進んでいない事だけは、確かである。
それはメディシノバからすると、目先の高い導出金額よりも将来の高い収益分配率(ロイヤリティー)に重点を
於いて交渉しているからであり、その効果/付加価値に相当な自信・確信を持っているからに他ならないと考えられる。
そこで、MN−166の導出でMN−221の開発資金を調達する計画から、MN−221の国外導出(アメリカ国内は自社開発)でMN-221の自社開発資金の調達
とMN−166の神経性疼痛&薬物治療の治験を進めMN−166の導出価値を更に上げる戦略に方向転換したのでは?と考えられる。
ブロックバスターとは、従来の治療体系を覆す薬効を持ち、圧倒的な売上高をたたき出し、その売上に比例する莫大な利益を生み出す新薬をあらわし、約1000億円規模以上の売り上げの薬を言うが、MN-166の期待市場は、1000〜2000億円規模などでは収まらないのでは?メガブロックバスターのレベルの可能性大か?

又、MN−166の導出交渉先は、補助薬として活用可能なため既存薬の市場を脅かさないで市場を拡大できるため既存薬の圧倒的シェアを持つ企業(ファイザー?)ではないかと推測されるが、既存薬のシェアが大きい事が逆に既存薬メーカーにとって導出交渉を有利な立場にするのではないか?もしそうだとするとMN−166の導出交渉が難航するのは十分に理解できる。
又、資金繰りが苦しいと、足元を見られる事(交渉期限の制約が有り不利)からも新株発行に踏み切ったと見る事が可能。
あと気になるのは、増資の引受先で、当然アメリカの場合主に機関投資家となるだろうが?導出交渉先と言う事は考えられないだろうか?
導出先側から考えるとメディシノバの企業価値を最大限(ロイヤリティー最大)にし、しかも新薬の上市後の自社の利益確保を考えるとメディシノバの株式購入が交渉をしやすくする事が可能と考えるが?
これは、アメリカの導出先のみならず、これからMN−221の導出先となる中国の浙江医薬にとっても同じである。
しかしながら、このようなケースがインサイダー取引の規制対象になるかは? 私は解らない。

あと、2010年問題の結論付の年が今年2011年であり、世界ルール再構築の年である2011年(世界のトップ交代の年は2012年)そんな中、
日本のみならず、アメリカ、中国と政府の資金支援を受けたアメリカのバイオベンチャーである、メディシノバがその名の通り、世界の製薬の新星になる事がこれからの新たな世界ビジネスモデルになるなんて話題性に飛んでると思いませんか? MN−029の開発が加わったら英国もと言う事となり言う事なし。
以上極めてメディシノバに好意的な意見を述べてみましたがあなたはどう思われますか? エッ! 甘すぎる?
 
初めての方はこちら
おすすめPR
銘柄簡単検索
銘柄コードか、あるいは会社名で検索できます。
相互リンク募集中
会員登録はこちら